親にとって、我が子が家に帰ってダラダラしていて勉強を始めないと心配になります。
「宿題はやったの?」
「テストが近いよ!」
自分の心配が口に出てしまうのは愛情があるためです。
しかし、統計によると親が口出したときにやる気スイッチが入るお子さんは珍しいです。
たいていは、
「今からするはずっだのに」
「その言葉でやる気がなくなった」
と言われるのが関の山です。
どんな名馬でも、のどが渇いていないと水を飲みません。
のどを乾かせるには、小屋から出して運動させなければなりません。
子供たちも同じ
乾いていないのに(学びの渇き)、勉強しろと言われても、勉強するわけがないのです。
やったとしても何かを身に着けるための勉強ではなく、事実を作るための作業です。
せっかくの学生時代、ただの作業のために時間を浪費させるのはもったいない話です。
だからこそ、学びの渇きが必要なのです。
キャリア教育では、未来への夢や道筋を考えます。
時代は変わったけれども、全く勉強せずにそこにたどり着けるはずもありません。
もちろん、夢は変化しますし、なりたい自分も変わるでしょう。
全員が大谷翔平になれるはずはありませんから。
しかし、未来を見つめて、今努力する糧にはなるはずです。
学ぶ意味を考えさせながら、生き抜く力を育む
それがキャリア教育なのです。
今回はここまでにします。
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