学校では、皆さんがご存じのように教科と呼ばれるものがあります。
国語や算数・数学、理科、社会に英語、美術や音楽や家庭や技術、そして体育など。
最近はそれに加えて、特別な教科として道徳や総合的な学習も。
前者は5段階や3段階で評価をし、後者は一人一人の学びの姿をとらえて文章で評価をします。
これらは、通知表や成績表で保護者の方がよく目にするものです。
しかし、学校では通知表に登場しないけれども、社会の要請を受けて様々な大切な教育が行われています。
人権同和教育、小中一貫教育、消費者教育、環境教育、性教育、主権者教育、最近は癌(がん)教育も。
これらは「教育」という名がついていますが、教科とは違い、学校の教育活動全体で行われるものです。
例えば人権教育
この教育は特設の時間にだけ行うものではなく、国語や算数でも行われるものです。
国語や算数の時間でも、友達の意見を尊重したり、自分の考えを正直に表現できるのはとても大切なことだからです。
そして、キャリア教育も全教育活動で行われる大切な教育です。
キャリア教育は、文部科学省が言うには
「社会的・職業的自立の基盤となる能力や態度の育成を通して、自分らしい生き方の実現を促す教育」
です。(ん-、分かりづらいかも・・・)
何はともあれ、将来の自分らしい生き方の実現につながる教育ですから、大切なのは間違いありません。
次回は、そのためにどんな力を育てようとしているのかに触れていきます。
今回はここまでにします。
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