日向市内のキャリア教育担当者を集めて、研修会を行いました。
そのダイジェストの報告をします。
まずは、日向市教育委員会の小野指導係長から、日向市が進めるキャリア教育について説明がありました。
まずは、現状として、日向市の子供たちは、活用が苦手で、表現力が今一つ
これは、正解を繰り返し暗記することはできるが、問いや仮説を立てて考えることは苦手ということです。
私は、この話を聞いて、学校だけの責任ではないような気がしました。
昔、幼かった私は、トンボを捕まえようとして、いろんな工夫をしました。
トンボの死角から近づくこと
気配がバレないように風向きを調べて風下から近づくこと
(ひとさし指を唾で濡らして、それを立て、乾く方が風上)
子供なりに仮説を立てて、トンボを捕まえたのです。
ところが、自然というのは厄介なもので、風の向きはいつも違うし、天気次第でトンボはいないし、鳥やカエルなど、私以外のライバルもいるし、条件がそろわないのです。
つまり、答えが一つではなかった。
最適解を、その時々に見つけなければならなかったのです。
活用は、課題をクリアしたと思ったら、次の課題が出て、それをクリアしていく流れです。
便利な今の生活自体が、活用の力の根っこを弱らせているのかもしれないと思わされました。
百聞は一見に如かず
百閒は一行に如かず
スカイツリーの話を聞くより、見た方が分かるし、
見ただけでなく、上まで登って、そこから東京を見渡した方が、スカイツリーが分かります。
日向市が進めているキャリア教育は、聞くだけに終わらせてはいけないと改めて思ったところです。
今回は、ここまでにします。
次回をお楽しみに
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